人生の岐路に立たされているらしい。

市役所職員として4月1日から働いている。

だけど、某行政法人から、追加採用の面接の連絡が来た。

市役所は地元。


行政法人は、都会!!

さあ、どうしよう。

どっちも迷う。

まだ面接の連絡だけで、合格したわけじゃないけど。

人生の岐路ってやつー。

絵が好き

絵はやっぱり描くのが一番ですね。

見るより描くほうが好きです。

・・・いや、見るのも好きですが。

ああいう絵が描きたい、こういう絵が描きたい。


いろいろ思います。

でもやっぱり

描くのが一番です。

菜々実

菜々実と私が知り合ったのは、北の国だった。

菜々実はその後東京へ行った。私は仙台で3年を過ごした。

その後私も東京へ行くことになる。

まさか、菜々実と再開することになるなんて、そのときは夢にも思わなかった。


しかも、あんなことになるなんて。




菜々実は大学時代から、東京へ行きたいと言っていた。

彼氏が東京へ行くからだ。



男を追いかけて、東京へ行くなんて。

私は内心馬鹿にしていた。

私はひとりで仕事をして生きていこうと思っていた。

男に頼る生活なんてまっぴら。

私の母親は離婚している。

だから、私は自分で独り立ちして生きていくのだと決めていた。


私は仙台で就職が決まり、北国を離れることになる。
その後菜々実とは別れた。

卒業式のとき、この子とは2度と会うことはないんだろうと思った。

なんとなく、世界が違うような気がした。


卒業した後も、何度かメールをしたりはした。

だけど、それも数えるほどだった。





仙台で、仕事が終わってバスで帰宅。

家に帰って、はたきをかけて掃除機をかける。

散らかっているのがいやなのだ。